コンタクト(設計・デザイン)からお引渡しまでの流れ。

ホームページ内の『CONTACT』よりメールにてご連絡をお願い致します。その際に物件概要(規模・業種・スケジュール・予算
・要望事項 等)をお伝え下さい。ご連絡内容を確認し、お返事差し上げます。

メールでのやり取りで、『実際に話をしてみたい』と思って頂いた方にはお打合せ(実際にお会いする or Zoom
を利用したWeb打合せ 等)をお願い致します。
お打合せ後、実際に話してみて、『先に進んでみたい』と思って頂けた方には、

■空間デザインの場合は、
・レイアウト図(平面で配置が分かる図面)
・デザインコンセプト(お店をどの様な考え方でデザインするのかを言葉と写真でまとめたもの)

■パッケージやロゴなどのグラフィックの場合、
・デザインコンセプト(パッケージやロゴをどの様な考え方でデザインするのかを言葉と写真でまとめたもの)

をご提案し、プレゼンテーションを行わせて頂きます。

※空間・グラフィック共に、この段階で完成予想図(イメージパース)をご提示することは致しません。  空間デザインで、どうしても完成予想図を見てみたい方は、
当ホームページ内 『Fast Design Shukaku』 のサービスをご利用下さい。

プレゼンテーションの内容をよく吟味頂き、お仕事を任せて頂けるかのご判断をお願い致します。
お仕事を任せて頂ける場合は、契約に進ませて頂きます。

【業務の参考金額】

■グラフィックデザイン

※その他については内容に合わせて要相談。

■空間デザイン

特に初めてお店づくりをされる方は、“設計料っていくらかかるの?”と心配になられる方が多いと思います。
業界で広く言われているのが『全体施工費の10%』ということで、1000万円でお店を作ろうと考えた
場合、100万円を設計費とするという決め方です。
設計者の立場から申し上げれば、工事費の何%ではなく、業務のボリュームで決めさせて頂きたいということも
あるのですが、経験上その様な決め方では発注者様に分かりづらいという考えに至り、弊所にても基本的には
この『全体施工費の10%』を基本としております。

 

 

実際には業務内容に合わせてお見積もりを提出させて頂きますが、大きく金額の増減はないものとお考え下さい。
そのお見積もり内容でご承認頂いた場合、契約書を取り交わし、設計契約締結となります。
契約締結後、全体設計料の半金をご入金頂き、その確認をもって設計業務をスタート致します。
※残りの半金は竣工直後のお支払いとなります。

ここから実際の設計をスタート致します。
これまでの情報を元に、さらに詳しく情報の聞き取りをさせて頂き、
その情報を元に再度平面図のご提案を致します。

この平面図を作り上げる作業がとても重要になります。
お施主様にはお店が出来上がってから毎日その場所でご商売をされることになるので、物の配置、作業動線
お客様の導入動線、席配置など、実際に出来上がった時の状況をイメージして頂きながらその場所の最善を
探っていきます。
そのご要望をお聞きしながら、空間デザインをどの様にまとめていくのが良いのかを考慮しつつ、平面図
の確定していきます。

平面図の確定まで数回やり取りを要すると思いますが、確定が近づいた段階で『イメージ写真』をご提案し、
お施主様とデザインの方向性を共有致します。

デザインの方向性を示した『イメージ写真』

平面図が確定し、デザインのイメージも共有出来た段階で完成予想図の作成を開始致します。
完成予想図の作成には2〜3週間を要します。

完成予想図

外観

 

内観

完成予想図の修正は、基本として2〜3回程度とお考え下さい。

完成予想図の確定後、各図面の作成を開始致します。
ご提出の図面は物件により異なりますが、基本的なものを記載致します。

・仕上表(床、壁、天井などの各仕上げを記載した表)
・平面図
・天井伏図(天井の仕上や高さ、設置している設備の位置を示した図面)

・立面図(外観を正体で見た姿図) ・展開図(内観を正体で見た姿図)
・什器図(レジカウンターなどの製作に必要な図面) ・照明計画図(照明の設置位置や器具表など照明に関する図面)
・コンセント図(コンセントの設置位置や個数が分かる図面)
・衛生機器仕様表(手洗器や陶器、水栓などの仕様と設置位置が分かる図面)

以下は全体設計者として調整は行いますが、基本的に別途となります。
・厨房図(厨房機器メーカー作成)
・電気図(配線図・スイッチ系統図・弱電設備図・照明系統図・分電盤結線図等)
・空調設備図 ・換気設備図(換気計算等) ・衛生設備図(給水・排水設備図等)
・消防設備図

以上となります。

別途の図面についてどの様に推進するかということが心配になられる方もいらっしゃると思いますが、
厨房図については、中古で全て揃える場合などを除いて、基本的に購入先のメーカーが図面の作成を行います。
新規開業のお施主様には厨房メーカーのご紹介もさせて頂きます。
電気、設備図については、工事と深く関係する図面になりますので、弊所では施工会社を選定する見積段階で、
受注する会社へ『設計施工』という形で依頼する方法をとっております。

図面が完成し、ご承認頂きましたら、施工会社へ見積を依頼致します。
見積を依頼する施工会社につきましては、お施主様が推薦する会社があればご推薦頂ければと存じますし、
弊所からも施工精度に合った施工会社をご推薦させて頂きます。 今までの経験から最低2社に同じ条件で見積依頼をすることをお勧め致します。
見積要項書を作成し、各施工会社へ図面説明を行い、提出期限を伝えます。

提出期限までに施工会社より見積を徴収し、内容を精査致します。
内容精査後、お施主様へ金額のお知らせと見積内容についてご説明致します。
この段階で予算に納まり、見積内容についてご承認を頂けた場合は、選定した施工会社とお引き合わせし、
お施主様と施工会社にて直接施工契約を締結して頂きます。
見積金額が想定予算を超えるなど、ご承認を得られなかった場合には、減額内容をお打合せさせて頂き、
減額図面を作成の上、再度を見積もりを依頼致します。
スケジュールの都合が許す限り、金額の確定まで見積徴収を繰り返します。

これまでの経験上、見積徴収の際に問題になるのが、想定金額を大きく越えてしまう場合です。
もちろん、想定金額を意識して設計は行いますが、実際のところは図面を作って、見積を徴収してみなければ、
正確な金額は分かりません。
確かなことも分からないのにクライアントの描く夢を“予算に合いません”と割愛する様なことはしたくないので、
見積を徴収し、金額を算出してから調整する方法を取っております。
見積を数社へ依頼するのも適性金額や最安値を探る為です。
はじめに施工会社を決めて、設計施工でお願いした方が、設計費も安く、予算内で納まるのではないかという方も
いらっしゃると思いますが、弊所では、設計図をきちんと作成し、同じ図面で数社へ見積を依頼した方が、
競争原理も働き、結果クライアントに良いお店がご提供出来るのではないかと考えております。

予算に納まり、見積内容についてのご承認をもって、選定した施工会社とお引き合わせ致します。
お施主様と施工会社にて直接施工契約を締結して頂きます。
施工に関しても設計契約と同様に、契約締結時に半金のお支払い、竣工後に残金のお支払いが一般的ですが、
詳細については、施工契約締結時に双方でしっかりと条件のお取り決めをお願い致します。

施工に入るまでの準備期間に施工会社と弊所にて打合せを重ね、設計図の通りに施工可能か検証致します。
テナント等賃貸物件での施工では、工事に入ってから賃貸区画内で判明する問題点もございます。
その際は速やかにご報告し、対処方法をご提案致しますので、その様な場合もあることをご理解頂ければと存じます。
施工に入ってからは、定期的に現場を訪れ、施工が問題なく行われる様に設計監理を行い、施工会社と協力し、竣工を目指します。

施工会社と取り決めした日時にて『設計検査』を行い、設計図通りに施工されているか、仕上げは綺麗に行われて
いるかなど設計監理者として最終チェックを行います。 是正箇所がある場合には、期日を決めて是正を指示致します。
その後『施主検査』を行います。 お施主様の目で、各仕上げ、配置、物の高さなどをご確認頂き、是正箇所がある場合には、期日を決めて是正を行います。
施工会社にて是正チェックシートを作成し、期日を決めて、是正を履行致します。

 

全ての是正事項を最終確認頂き、ご承認頂いた段階で『竣工』となります。
各機器、什器等の使用説明、鍵のお渡しをもって『お引き渡し』となります。
設計、施工とも契約書にてお取り決めさせて頂いた期日までに残金のご入金をお願い致します。
それぞれ入金の確認で業務は終了となりますが、お店のオープンまでの期間、オープン後についても、
お施主様に寄り添い、問題が発生した場合には誠心誠意対応して参ります。
是非お店づくりの最良のパートナーとして選んで頂けることを願っております。

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