■クライアント：108 MATCHASARO
■業種：食物販店
■計画地：北海道旭川市
■ブランドショップデザイン立案・基本実施設計：
シュタクデザインラブ
■施工：株式会社丹青社
■Special Thanks：株式会社茶の環（全体監修）
：株式会社20（デザインディレクション）
：Beans DESIGN 千葉淑子（ディスプレイ計画・施工）
：大光電機株式会社（照明計画）
：ND ラボラトリー 中村雄大 （什器ディレクション）
：有限会社エフ・ドライブデザイン（一部什器レーザー刻印）
：株式会社ノグチ工芸（サイン計画・施工）
：有限会社高野染工場
：株式会社フジマック（厨房機器）
■撮影：studio K2（現スタジオfoto-f8代表）大滝恭昌
私が共用部のリニューアル設計を行っていた商業施設のフロアで抹茶スイーツフランチャイズ店舗のテナント設計依頼があった。
当初これまでの店名、店構えで出店予定であったが、フロアのリニューアル後の完成予想図をみたフランチャイザーより『この周辺に合う様に自由にデザイン変更して構わない』との許可を頂き、
フランチャイズオーナーと共に計画をスタートすることとなった。
“Green Tea Meets Hokkaido”というコンセプトを立て、一般的な京都発の抹茶店とは異なる“北海道発”の抹茶ブランドを目指した。
店舗デザインにおいては、北海道の“雪”を表す白を基調とし、それと対峙する形で、味わい深い錆び鉄板を採用した。
また、日本で古くから使われているのれんも大胆なカット施し、初々しい純白と経年の錆色、新と旧とのコントラストを茶室の様に小空間に詰め込んだ。
こうして、白・錆・抹茶色とシンプルに構成された“北海道発”抹茶
ブランド『一〇八抹茶茶廊』が誕生した。
